ピストンバルブを削ってみた

そろそろstage1程度のライトチューニングの限界かね。
シングルでは混合気が足りないのかね。
でも単純計算してみると口径44mmってのは1520mm2、1-1/4のツインは1583mm2とそんなに大差ないんだけど、やっぱり分担させるメリットは大きいのかね。アンプで言うとAB級PPみたいなもん?
それとウェーバーを見る限り固定ベンチュリーでも加速ポンプがあればやはり瞬発力に長けるねぇ。
吸気量ならハイリフトロッカーとかもいいのだろうけど、そこだけ弄っても宝の持ち腐れ?
それにまだまだ乗る予定なので逆に今はライトチューンの方がいい感じ。
まぁその辺りをやるとしたら、いつかのオーバーホール時に腰下含めて同時にでしょうね。
ってことであまりお金を掛けずに出来るのはポート系なんだけど、バタフライシャフトの削りや本格的なポート研磨はもう一台車がない限り休みの都合上難しいので、ピストンバルブの研削でもやってみようかな。
ピストンバルブを削るのは割と有名なチューンのひとつですが、本当に効果があるかは怪奇的だったのでやってはいなかったんだけど、RAYバルブとかハーレーのSUではテーパーが取ってあるので確かに効果はあるのかね?
ただハーレー用の新型のSUではテーパーがなくなってるのは何故?
まぁいいか(笑)やってみよう。
で、一応自分はこの純正HIF44しか触った事がないので取りあえず現物とにらめっこ。
HIFはピストンバルブのリフト量が多いのか、画像検索で見るSU1-1/2よりは全開でも2mm程度の引っかかりと少ない感じで、そこまで効果はなさそうだけど、逆にSU1-1/2では見当たらない(?)ピストンのガイドレールのはみ出しとそれを留めるボルトのはみ出しがあるのでどうせやるならこの辺りも削りたいところ。
で、迷うのが全開時の引っかかり分を削るだけにするか、もう少し削って中低域の流速アップをメインにするかなんだけど、あまり削り過ぎると全開時に無駄な隙間が出来るので、そこがまた流速の乱れるポイントになったりして?
取りあえず、削る厚さは2mm程度にして幅を全閉時の幅にしてみるかね。
で、サクサクっと完成。(写真はなし)
ガイドレールは遊びがかなりあるところを見るとちょっとばかし短くしてしまっても全く問題なさそう。
留めビスは抜け止め部分がなくなるので気が引けるけど、外す時のトルクを見る限りまぁこちらも問題ない?
で、セッティングなのですが、
流速が早くなるってことは燃料も沢山出る?
でも吸気量も増えてるなら燃調は変化なし?
よく分からんですな(笑)
大事を取って少し濃くしておこう。
で、試乗後問題ないので本日より通勤時の高速へ。
うーん、確かに変わった?・・・かも。
混合比変えたってのもあるけど、それとも違う感じ。
シフトチェンジからシフトアップまでの時間が短くなった?