前回に引き続きスタブスタックの製作記事を。
既製品の画像を解析する限り、高さは10mm程度あれば十分かね。
10mm厚はアルミブロック?アルミ板?
どっちだろ。
で、アルミ合金でもよかったのですが、
切削性と耐食性を考えてA1050という普通のアルミ板を購入してみた。
しかしまぁ、流石にアルミでも厚さが10mmもあると削るのが大変やね。
なんと言っても回転数の関係でホルソーをボール盤で使えないのが痛いところ。
結局、変速ドリルを手持ちで使うことに。
完成まで遠いわぁf^_^;)
取りあえず設計のメモ
HIF44は口径44だけど、エアクリ接続部分は口径48mmでした。公称はバタフライ径っぽいね。
10mm厚のアルミ板を使うのでカール部分のrは5mmで。
ってことでプチファンネル外径は68mm。
K&Nのコーン内径はテーパーの部分を考慮すると110mmくらいかね。
あとは取り付けボルトの穴(約8.3mmφ)と、ボルト頭の逃がしを作って、ベースの部分は3mm厚くらいあれば強度も問題ないかと。
で、カール部分を削り出して、少し研磨したところがこちら。
ここまで丸二日(笑)フライス盤欲しい・・・
センターを抜くのは最終工程と言う事で。
で、取り付け穴ですが、
HIF44にはネジの切ってある穴が6個、ネジ山のない穴が3個あるのですが、
気になって調べたところ、ネジの切ってある穴はエアクリ取り付け用(K&Nでは下2つの穴を使用)で、ねじ山なしの穴の左右対称の方の2つは、ダッシュポットと繋がっているので塞いでしまうのは良くないっぽい?
実際他のエアクリやファンネル、スタブスタックでも取付に関係ないのに穴を開けてあるのをみるところ、ちゃんと意味があるんでしょうね。
で、あと1個エアクリのベースプレートで塞がってしまう穴があるのですが、これはオーバーフローのラインと繋がっているみたい。
オーバーフローの取り出し口はキャブ側面にもあるのですがそこと同じかな?
こっちは塞いでも問題ないっぽいですな。
完成まであとちょっとです。
部屋が物凄く散らかってます(笑)
4日目
取り付け穴とダッシュポットに繋がる穴を開けまして、取り付けボルトをソケットで回せる分だけ逃がしを作るんだけど、手持ちのビットではTスロット用のカッターがなかなか良いサイズだったので、サイドからグリグリ行ったらボール盤のテーブルがズレて違うところまで削ってしまった。
そりゃそうだよね、こんな使い方想定してないし(笑)
どうやらボール盤でフライス加工する場合は、側面を横から削るのではなく、側面を少しずつ上から切り落としていく方が上手くいく様だ。
ところで今回はセンタードリルを穴空けに使ってみたんだけど、芯の精度はもちろんのこと切削性もなかなかよろしいこと。
しかしまぁ、後で気付いたんだけど、キャップスクリューにすれば良かったんだよね。なんか無駄な事した感じヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
で、ここまで来ると固定シロもいらないので、センターを抜いてしまって良いので、ホルソーに切り替えボーリング。
後はひたすら磨いて
磨いて磨いて
完成〜!!(((o(*゚▽゚*)o)))
(後は微調整)
実際に装着するのはAF計を付けてからかな。
悪くなるという可能性もなくはないので。
材料費:約350円
製作日数:4日
必要なもの:気合い
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