ダッシュポットスプリング イエロー8ozを試す その2

前々回イエロー8ozの使い道がないと書いたものの、あまのじゃくなワタクシは一応装着したまま乗っていましてねw。まぁ乗ってたらそのうち分かる事もあるんじゃないかと。


で、街乗り、高速とおおよそプラグの焼けが見れたのでメモ。


ニードルBDP
スプリング 8oz
ダンパーオイル ISOVG10
アイドル〜低速時…かなり濃い目
一般道街乗り〜中速時…やや濃い目
フルスロットル〜最高速…良い感じ


とこんな感じ。


スプリングを硬くしようが柔らかくしようが、ベンチュリー径は変わらないので、全開時は4.5oz時と変わりなく丁度良い感じとほぼ予想通りの結果ですな。(負圧が足りず全開になってなければ別ですがw)



で、スプリングイエロー8ozを使い続けている理由ですが、


やっぱりダッシュポットスプリングって数少ない流速を変えられるパーツだと思うんですよね。


特にインマニの形状が決まってしまうSUシングルではこのパーツはかなり大事なんじゃないかと。


みんなSUツインにしたりウェーバーにしたりするけど、単にツインやウェーバーが良いって訳ではなく、インマニを変えたいからキャブを変えなきゃいけない。そうゆう感じなんだと思うんですよね。


現にHIF44の断面積とSU1-1/4ツインの断面積はそんなに変わらないのと、HIF44でもまだまだ燃料を濃くできるので、HIF44自体のスペック的にはまだまだ対応可能かと。それにシングルでどこまでできるか試したいしね。



ちなみに副産物をちょっと発見したのでメモ。


ミニの様な吸気2ポートのヘッドでは、全開走行時などでは、各プラグは平均的に焼けるのですが、街乗りではどうしても内側2番3番のプラグが濃くなります。

それが8ozスプリングにしたら、少し緩和されました。

それと、エンジン始動性が良いですね。

やっぱり流速が上がり低回転での気化効率も上がってるのは間違いなさそうな気がします。

また、あまり使い道はないですが1速の加速性が良くなったかと。



と言うことで、割と満足しているのですが、やはり低回転時の濃さをなんとかしたいもの。現在燃費10.5L/kmくらいです。


ってことでまたニードルチャートを見ているのですが、根元の太さを太くしてやったらどうだろうと、1.25のUVLあたりが良さげと思ったのですがそもそもスイングタイプじゃないみたいね。
そしてこの場合ジェットのサイズも変えないといけない?


となるとBCA!


BDPと比べてもかなり濃いですが、グラフの立ち上がりが早いので今よりアイドル時を薄くしても高回転側では同じくらいの混合比が見込めるんじゃないかと。


それに手に入り易いしね。


ってことで早速注文!!


これでダメならスプリングを戻すが6ozくらいのスプリングを作ります。



PS
余談ですが、流速を維持させる系?のチューンとして

インダクションボックスとかインテークチャンバーとか(両者とも同じ?)を挟み、吸気にマージンを作ってやると良いみたいですが、

それなりの容積にしないと意味がないみたいで、現状ミニのエンジンルームにそんな余裕はないので試してみたいけど却下ですなぁ。