エアクリーナー交換とスタブスタック取り付け後しばらく経ちますが、ある程度フィーリングが分かってきたので今後の為にも
今付いているニードルを確認したくてダッシュポットを開けてみました。
ニードルは予想通りAACが装着されてましたが、再度組み込む時にいろいろ発見してしまいました。
ちなみにSU1-1/4ツインキャブは、然るべきところで然るべき新品を、もちろん組み付けの時に全バラしてメカニックの方に組んでもらっているのですが、根本的に寸法が違うとかいかがなものか。
今回見つけたポイントは2点。
まずピストンダンパーのオイルの入る筒の長さが違う事。
片方は少し長くてピストンバルブ全開時、ダンパーのキャップ側に当たってしまい0.4mmくらいロスした状態になっていました。
作りとしては、ピストンバルブにダンパーオイルの入る筒が圧入されている感じなので圧入具合の誤差かと思われますが、ただそうなるとニードル取り付け時はニードルガイド周りの筒からの高さではなくて、ピストン側面からの高さを基準としないとダメそうですね。
またその筒の内径が微妙に違い、左右同じ粘度のオイルを入れてもピストンダンパーの動きが全然違うという。
どれくらい違うかと言うと片方はISO VG10、もう片方はVG68を入れて同じくらい。コレ粘度だいぶ違いますからね。
まだ詳しく測ったりはしてないですが、ダンパーキャップを左右入れ替えても同じなので内径の誤差によるものと思われます。
もちろんキャップなしでフリーにした時は変な引っ掛かりや違和感はありません。
とりあえず機会をみて対策しますが、ひとつ言える事は、
SUキャブとは工業製品としてはジャンクレベルと言う事!!
ちょっとお怒りモード。
SUのラフさやアバウトさは好きですが、そうゆうアバウトさは求めてません。
前者はまぁ100歩譲っても全開時の僅かな誤差で、SUのアバウトさの中では誤差の範囲内に含まれるかもしれませんが、
後者の問題は巡航時にはスプリングだけでバランスしているので問題ないですが、加速時などでは燃調が全く違ってきますからね。
しかしまぁここまでしないと英国製パーツと言うものはダメなんですかねぇ。